こんにちは。設計部の緒方です。

残暑の時期も過ぎて、日中は心地よい風が吹き抜ける時期となってきました。
秋というと傳設計では毎年この時期から順次に健康診断を受けるようになっており、
私も近々受けに行く予定です。

ところで、健康診断というと建物にも定期報告という、健康診断のようなものがあるのは皆さんご存じでしょうか。建築関係のお仕事をされている方々や定期報告の対象となる建物を所有なさっている方々にとってはお馴染みのことだと思います。定期報告では、建物が老朽化していないか、設備が正常に動いているかなどを有資格者が調査をし、特定行政庁に報告を行います。具体的には、非常用照明がきちんと作動するか調べたり、排気口から適切な風量が出ているか調べたり等々です。建物は、建物が建つまでの期間よりも使用期間のほうがとても長いです。適切な建物の維持管理は、建物の長寿命化や建物を使用する人々の安全性につながるため、定期報告はとても大切な業務の一つと感じています。建物の設計に携わる際は、建物の維持管理についても意識しながらお仕事に努めていきたいと思います。

昼夜で気温の差が出てくる時期となりました。
皆様お体に気を付けて、お過ごしください。