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建築と気候と文化と

2022.04.14
皆様こんにちは。入社3年目に突入した構造設計部の福冨です。
私は4月から監理業務で沖縄に来ております。4月は比較的過ごしやすいと聞きますが、
日差しは既に真夏レベルなのでここからどこまで上がるのか不安と興味が入り混じった気持ちです。

さて、こちらに来て沖縄の街並みを眺めると建築がどこか特徴的であったり、
街中に自然が多くあったりと本土とはまた違った印象を受けます。
スーパーに行くと聞いたことのない行事と、その際にお供えする見たことのないお菓子があったり、
独自の文化や風習が形成されていると改めて感じました。

建築はその地域の文化や気候等に影響を受けて適した素材が使われたり、特色ある形が生まれてきました。
しかしながら近年では空調機器や断熱材などが進歩し、運搬能力が上がったことで全国で同じ形の建築が作れることが可能になりました。

その一方で、地域特有の街並みや風習は薄れているように感じます。
昔からある街並みを維持することだけが、大切だとは思いませんが文化や建築を
次の時代や世代に繋げていくことも大切にしていきたいと私は思います。

 写真は古宇利大橋です。大きな橋とか建物ってわくわくしますね!