みなさんこんにちは。設計部の仲田です。
この度、長期にわたって監理業務を行っていた物件が無事竣工致しました。
残工事もほぼ終了し、4月1日より開業致します。
博多国際展示場&カンファレンスセンターは多目的ホールと貸会議室からなる施設で、民間のコンベンション施設としては西日本最大となります。
1階は駐車場とエントランスホール、2階は100～200㎡規模の貸会議室が16室、3・4階は3000㎡の多目的ホールとなります。
多目的ホールは大型の可動間仕切りにて分割可能となっており、3階は6分割、4階は2分割での利用が可能となっています。
工事着工後、コロナの大流行のあおりを受け、衛生機器等の確保に四苦八苦したり、コロナ対策をして施設として何が出来るかを考えながらの監理業務となりました。
例えば、エスカレーターの手すりに西日本初導入となる紫外線照射型除菌器の設置や、ハンドドライヤーをウイルス除去性能を併用した製品への変更を行いました。また、換気性能の見直し、アルコール除菌の設置、ソーシャルディスタンスを踏まえた配置の検討等を行い、なかなか大規模な集会の開催が難しいとされる中、利用する方々への配慮を最大限盛り込んでいます。

2階ホワイエ

2階会議室

3階ホール(6分割の1室)

4階ホール(2分割の1室)