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BIMで設計された建物の話

2021.03.19

こんにちは。設計部の倉原です。
花の便りが聞かれる頃となり、段々と春らしい季節となってきました。
弊社の玄関にはチューリップが咲き誇り、春の訪れをしみじみと感じます。


【▲玄関のチューリップたち】

今回は、BIMソフトを使用し実際に建築された建物についてお話します。
百聞は一見に如かずということで、まずは以下の写真をご覧下さい。


【▲長崎県庁舎の外観】
この建物は長崎県庁舎です。
各階の形状が異なるつくりになっています。
外部には屋上緑化やデッキがあり、過ごしやすい空間となっています。
内観は以下のようになっています。


【▲長崎県庁舎の内観➀】


【▲長崎県庁舎の内観➁】
外観と同様に各階の平面が異なっています。
単純な積層型の機能重視の建物とは異なり、空間的にデザインされた
豊かな建築物となっています。
また、BIMを利用した光のシュミレーションや空間的な検討により、
質の高い考え抜かれた空間をつくっています。

従来の設計において、検討の難しい場面でも、BIMによるシュミレーション等を行い、
より良い設計へとつなげていくことが可能になります。
BIMを使いこなして、建物の可能性をより一層引き出せるような設計者になれるよう
勉強に励んでいきたいと思います。

倉原