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春の便り

2020.03.02

「東風吹かば 匂ひをこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

 

こんにちは。設計部の田辺です。穏やかな日ざしにいつしか春の訪れを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この歌は、かの菅原道真が大宰府へ左遷される時に、大切にしていた梅の木に対して詠んだという歌で、よく知られています。梅は古来より春早くから咲く花として知られ、香りも華やかであったことから春の訪れを知らせる花として有名です。

 

さて、私は入社して3年目ということもあり、自分のことだけでなく、後輩の手本とならなければならない立場になってきていると自覚しております。自らの設計のみならず、後輩の成長を少しでも助けられるよう知識を増やし、それを少しでも伝えられるよう尽力していきたいと考えております。

春といえば新社員の入社時期でもあります。つい先日、後輩たちが新入社員について話しており、後輩の指導をどうするか、また、先輩としてしっかり後輩の手本となれるよう意識を改めないといけないと語っているのを耳にして、もうそんな時期かぁと思った次第です。

梅よりも早く、そうした後輩の意識の変化や成長で春の訪れを感じた今日この頃でした。

ちなみに、弊社では女性社員が多いこともあり、桃節句にちなんで桃の花を飾っております。