働き手の選択 2019.11.01 DEN BLOG 皆様こんにちは。総務部の古屋です。 私は現在、2歳の子を育てており、仕事は17時までの時短勤務をさせていただいています。 元々、仕事復帰する気満々だったのですが、実際に仕事復帰を目前にすると、 「これでいいのだろうか」と悩みました。 1歳にならない子を保育園に預けて仕事をしていては、子の成長が見られず、あとで後悔するのではないかと。 後ろ髪を惹かれる思いでしたが、事情もあり仕事復帰をしました。 復帰直後は、よく保育園から「熱が出たので迎えに来てください」と電話がありました。 仕事を切り上げ、あわてて保育園に迎えにいき、体調不良の子を抱えそのまま病院に向かい、 診察を受け安心したところで、「復帰一ヶ月でいったい何日の有休を使っただろう」と落ち込みました(実際は3日でした)。 が、諸先輩方から、「そのうち体が強くなるよ」と励ましていただき、気持ちを取り戻しました。その一言が本当に力になりました。 親元を離れ、体調を崩しながらも保育園でがんばっている子のために、私もがんばらなくてはと。 そして、子は本当に強くなり、最近ではいろいろなことを覚えて帰ってくるようになりました。 運動会で鉄棒にぶら下がっているのを見たり、家で教えていない歌を歌っているのを聞くと、本当に驚いてしまいます。 さて、皆さんは、ご自分が、奥様が妊娠されたら、お仕事はどうされますか? 出産を機に退職する。それもよく理解できます。 実際に、第一子出産を機に離職する女性の割合は46.9%、 第一子出産前後に女性が就業を継続する割合は、53.1%と半々なのです(平成30年内閣府)。 一方、男性の育児休業取得率は長期的には上昇傾向にあるものの、現状では5.14%(厚生労働省「平成29年度雇用均等基本調査」)だそうです。 仕事への取り組み方は人それぞれだと思います。 産休、育休を取って復帰後もバリバリ働きたい、セーブしながら働きたい、子育てに専念したい、 それが自分で決断したことなら、すばらしいと思います。 そして、男性の育休取得、私は大賛成です。 しかし、何を選択するにしても、自分で考えた上での選択でないと後々もやもや感が残ると思います。 働き手にはそういう選択肢が必要なのではないかと考えています。 また、出産後の働き方に限らず、性別・年齢・国籍に関わらない多様な働き方や その人のライフスタイルを認めていくことが、今後の人材確保につながることでしょう。 私は、順調に行けば、もうすぐ二人目の出産に入ります。 無事に復帰ができましたら、そういったことも視野に入れながら仕事がしたいなと思います。 そして、いつか、別の社員が産休・育休となった場合には、 また、何らかの事情で働き方が変わった社員がいた場合には、 本人の意思を理解し、気持ちよく対応したい、そういう風土にしたい、心からそう思っています。 電磁波シールド 一種の働き方改革!? 一覧に戻る