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設計時の窓の考え方

2025.03.05

こんにちは。設計部3年目の中谷です。

今回は窓の考え方について、お話したいと思います。

建築基準法では、採光、換気、非常用進入口、排煙等、窓の有効面積に関する基準が定められており、消防法でも消防隊が進入できる窓等の有効面積に応じて消防設備の要求が大きく変わります。

また、ガラスやサッシの仕様は、遮音性能、省エネ性能、耐風圧性能等を考慮して選択する必要があります。ガラス厚が厚かったり、ガラスの種類によっては、消防隊が進入できない開口と見なされる可能性があるため注意が必要です。この判断は所轄の消防にて物件ごとに確認が必要です。

ここに挙げたのは一部で、他にも考えることが多くあります。条件が多いため、全てを満たす仕様は数パターンに絞られることが多く、逆に取り決めはしやすいと感じています。

写真は最近行った能古島のヤギです。前髪と髭から貫禄を感じます。蕎麦屋の看板猫も元気そうでした。

中谷