みなさんこんにちは。総務部の真弓です。
すっかり秋になりました。
毎年この時期の口癖は「あれ、去年どんな服着てたっけ?」です。
私の中では15度～20度前後の出勤服選びが一番難しく、ブログを書いている今日の朝も難航しました。
明日こそはすんなり決めたいと淡い期待を抱きますが、おそらく明日も頭を抱えることでしょう。

さて、ブログタイトルの通り、年末調整の時期になりました。
経理を担当されている方はもう年末だな～と感じる方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
今年の年末調整書類は、昨年から若干変更がありますのでご紹介いたします。

①定額減税に係る記載欄の追加
定額減税額とは、4万円(所得税3万、個人住民税1万)を令和6年分の所得税額及び個人住民税所得割額から差し引くことにより、
所得税及び個人住民税の負担を軽減する特例措置のことです。
※国税庁HP定額減税特設サイト:https://www.nta.go.jp/users/gensen/teigakugenzei/index.htm

この特例措置があるため、「給与所得者の基礎控除申告書兼給与所得者の配偶者控除等申告書」に定額減税に係る記載欄が追加されております。
この情報に基づき、年調減税額の控除を行います。(給与所得以外の所得を含めた合計所得金額が1,805万円以下の方が対象)

②給与所得者の扶養控除等申告書の簡素化
令和5年度税制改正により、記載すべき事項が前年に提出した申告書と変更がない場合、
「前年より異動なし」など異動がない旨を記載した簡易な申告書の提出ができるようになります。
前年から異動がある方は、例年通り記載した申告書を提出してください。

③「給与所得者の保険料控除申告書」の簡略化
生命保険料控除、地震保険料控除、社会保険料控除の「続柄」の欄が削除されています。

以上が変更項目となります。
年末調整書類をこれから記入される方も多いのではないかと思います。
経理担当の立場としてみなさんへ切実なお願いですが、
スムーズに処理ができるよう、必ず正確な情報を記載していただきますようご協力をお願いいたします!

総務部 真弓