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日本と韓国の震度

2023.05.22

こんにちは!(안녕하세요!)
今年4月に入社しました構造設計部の姜(カン)と申します。韓国出身です!
そのため、日本と韓国の建物や地震に対する部分を比較してみたりよくしておりました。
今回、ブログを通して両国が地震というものをどのように扱っているのか少し比較してみたらどうかなと思っており、作成します。

ニュースなどでよく見られる「震度」という用語ご存知でしょうか。
日本の気象庁によると「震度」とはある場所におけるゆれの強さの程度を数値化した計測震度から震度階級に換算したものです。
すなわち地震が発生した時にどこかでは強く、どこかでは弱く表される相対的な数値だと言えます。
場所によって地震の感じる強弱はありますが、地震そのものの大きさはどうでしょうか。変わらないですよね。
このように地震そのものの大きさを表すのが地震規模「マグニチュード」であり、絶対的な数値だと言えます。

以上、震度と地震規模に関して簡略に説明いたしました。
地震規模は地震そのものの大きさであるため、その数値に対しては日本も韓国も同一な数値であることが考えられます。
それでは震度はどうでしょうか。
震度を決める震度階級表が日本と韓国では違うため、その表現にも日本・韓国では違いがあります。
具体的にどのように異なるのでしょうか。
日本では気象庁の「震度階級表」が使われるため、
震度0から震度7まで10段階の震度があります。(震度5弱、5強、6弱、6強を含む)
一方、韓国はアメリカで定められた震度段階が使われているため、(改正メルカリ震度階級)
震度1から震度12まで12段階の震度があります。

日本と韓国震度階級比較

同規模の地震が発生したとしても様々な状況や条件、そして計算方法の違いから
両国で扱う震度階級も異なっているということです。

しかし、異なるとしても地震という災害から安全な空間を確保したいという考えはどの国であっても同じであると思います。
同じ目標を目指しながら地震に向けた考え(規制)が国ごとにあります。
それをクリアしながら私たち設計者は安全で個性的な建物を作っています。

いかかでしょうか。多様な考え方があってもその先には安全な空間の確保という同じ目標のため、熱心に歩んでいく構造設計は。
少しでも構造設計という分野に興味を持って頂ける時間でしたら幸いです。

– 姜 –