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“省エネ計算”習得!

2022.11.24

こんにちは。設計部1年目の山口沙希です。

入社してはや8カ月、最初のブログ更新から半年が経ちました。

 

最近の業務では、“省エネ計算”にチャレンジをしております。

建物をつくるにあたり、各種申請が必要となることは皆さまご存じだと思いますが、その一種として省エネ適合性判定申請(場合によっては届出)というものがあるのはご存じでしょうか?

省エネ適合性判定とは、新築・増改築時の設計内容が、国が定める「省エネ基準」に適合しているかを判定することです。

実際、どのように判定をしていくのかを簡単にご説明させて頂きます。

まず初めに、設計内容を、国が作成したExcel入力シートのフォーマットに入力していきます。

このシートはその建物の規模や用途によって使用するものが決まっており、入力する項目(外皮、設備機器等)についても建物ごとで違います。

それらの入力ルールは、国が定めているマニュアルに提示されており、それに沿って入力をおこなっていくことが重要となります。

入力が完了すると、そのシートを計算プログラムに読み込ませ、「省エネ基準」に満たしているかどうかを判断していきます。

「省エネ基準」満たしていない場合、もちろん申請は通りませんので、設計内容を見直さなければなりません。

そして、その結果と入力した内容の根拠資料をセットにして、審査機関に提出します。

ここまでが大まかな流れとなります。

(これは、建築分野で「省エネ化」「ZEB・ZEH化」が大きく取り上げられている時代ですので、知っておいて損はない知識だと思います!)

 

弊社では、今まで“省エネ計算”業務は外注することが多かったですが、自社で行うことができるよう、勉強会などに参加し習得を目指しています。

また私自身、“省エネ計算”だけではなく様々な分野に触れ、確かな知識として習得し、弊社の成長に少しでも貢献していきたいと思っています。

 

設計部 山口沙希