『わかる』の先の『かわる』 2021.09.27 DEN BLOG こんにちは。構造設計部の堀内です。 読みづらいタイトルですが、真剣です。 タイトルを漢字で書くと わかる…分かる、解る、判る かわる…変わる、代わる、替わる、換わる というように色々な組み合わせが考えられたので ひらがなで書きました。 では、ちょっとイメージしてほしいのですが あるところにAさんとBさんがいます。 AさんがBさんに向かって言いました。 「今日のご飯はもつ鍋にするから野菜を 買ってきてくれないか。」 Bさんは「わかった。」 と言ってスーパーに行き野菜を買って帰ってきました。 【写真】AさんとBさんの会話 Bさんが勝ってきた野菜は5つありました。 大根、レタス、トマト、玉ねぎ、にんじん AさんはBさんに向かって言いました。 「もつ鍋にするって言ったじゃないか。 どんな野菜を買えばよいかわからないなら なぜ確認しなかったんだ。」 -完- 上記の話の中では確かにBさんは「野菜」を買って きたので100%間違いではありませんが、 「もつ鍋をする」という情報があったため 一般的なもつ鍋の具材ではない野菜を買ってきたことは Aさんにとっては100%間違いに等しいかもしれません。 上記はイメージしやすいように考えた例え話ですが、 そのまま業務にあてはまると思っています。 私たちは返事として「わかりました。」と言うことが 多々ありますが、頭の中でわかっただけで実際に 次から実践できるようにはなっていません。 (ゲームの世界では一瞬で習得できますが…) これを踏まえて「わかる」から「できる」になる過程に 「かわる」をワンクッションしてみた、というのが 今回のタイトルの理由です。 【写真】『わかる』と『かわる』 私は新卒として入社し数年が経ち、多々業務に 関わってきましたが、技術として身についたものは とても少ない…と最近実感する頻度が増えてきました。 「わかった(つもりでいる)」だけで「実際できていない」のです。 できるようになるために、今までの業務の向き合い方では 何も変わらないので、教わったこと・知ったことが 身になるようにワンクッション行動をはさむ =今までと行動の内容をかえてみる ことを心掛けてみます。 約2年前、右も左もわからない生まれたての子鹿状態で 某市営住宅の監理業務に関わりたくさん悔しい思いを しました。 現在、2年前と同じような某市営住宅の監理業務に 関わっており、前回体験した悔しい経験や当時学んだ 多くのことを活かすべく傍観者にならず自分から 行動することを少しずつ実践しています。 例えば、2年前圧倒的に準備不足だった図面の読み込みを 今回は時間をかけて行いました。どんな質疑が出ても 「内容がわかっているから回答できる」 「図面のあのページを見ればわかる」 「設計の段階で作図できていなかったから追加で作成する」 と対応はまちまちですが、今までとは違い少しずつ 良い意味で行動がかわっているような気がします。 工事自体はまだ始まったばかりですが、想定される 懸念事項や心配な点は早い段階で見つけ、前回上手く いった点は今回も取り入れていきたいと思います。 会社・先輩方にサポートして頂きながら、 協力会社様にご相談やアドバイスを頂きながら 竣工する段階になった時に技術者として 少しでも成長していたらいいなぁと切に願っています‼ 構造設計部 堀内 内定式がありました! 初めてのリモート監理 一覧に戻る