感染症対策としての設備工事 2021.05.21 DEN BLOG こんにちは、構造設計部の八尋です。 先日、福岡は統計史上2番目に早い梅雨入りとなったそうです。 梅雨入りが早い分、梅雨明けも早いかと言えばそうでもないらしく、 また、梅雨が明けて夏本番となっても遊びに行くわけでもないのですが、 気持ちとしては早速梅雨明けが待ち遠しい今日このごろです。 さて、今回は建築設備での感染症対策ついてお話ししたいと思います。 常日頃の手洗いやマスクの着用など基本的なところが大事だと思いますが、 例えば換気の悪い部屋に換気扇や換気用の窓を新たに設置して空気を入れ替えるようにしたり、 みんなが触る手洗い場の蛇口を自動水栓に改修したり、 自動開閉機能や自動洗浄機能のついたトイレに改修する改修工事は感染症に対して有効と考えられます。 このような工事に対して、福岡市が「感染症対応シティ促進事業」という支援事業を行っており、 福岡市民が立寄る福岡市内の幅広い施設を対象として、換気扇設置等の対策工事費の一部を支援するものです。 弊社設計室内の全熱交換機ロスナイ 支援対象製品の一例として、写真は弊社設計室内の全熱交換器(高機能換気設備)です。 エアコンで室内温度を調整している空間で普通に換気を行うと、 せっかく調整している室内温度が変化してしまいますが、 室内温度を極力変化させずに空気の入れ替えのみを行う換気設備が全熱交換器です。 弊社の設備はすでに設置していたものなので支援対象ではありませんが、 今から感染症対策として来客スペースに設置する場合には、支援対象とのことです。 事態が収まることを祈るばかりですが、しばらくは共存していくしかありません。 しっかり対策をとって乗り越えていきましょう。 福岡市 感染症対応シティ促進事業 支援事業のお問合せ先 福岡市特設サイト https://fukuoka-kansenshotaioucity.jp/ 感染症対応シティ促進事業 事務センター 092-707-3046 (平日9-18時) Revitの時代 母の日 一覧に戻る