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時代の変化と共に

2021.02.17

こんにちは。設計部の林田です。
早いもので、今年度も残りあと1か月半となりました。

今年度はコロナ禍でこれまでと違った生活様式が
求められた年だったと思います。
建物を設計する上での考え方にも感染症対策が加わり、
新たな提案を求められ、時代の変化を感じた年でした。

“人が集まり、交流が生まれる空間”に
“密になりすぎない空間”といった
空間に求められる要件が加わったと思います。

交流を求める空間を、密になりすぎない空間とするためには
動線の工夫が必要です。

これまでの考え方に加え、
・建物内で感染の疑いがある人が発生した場合
・建物内で感染者が発生した場合
を想定して動線を工夫します。
様々な場合に応じて柔軟に変化できる空間の考え方が必要となってきます。

昨年から続くコロナの時代がいつ終息を迎えるかわかりませんが
またいつこのような時代が訪れるかもわかりません。

感染症だけでなく、様々な課題で時代は変化していくため、
建築の考え方もそれに合わせて変化していく必要があります。
このような時代の変化に対応できるフレキシブルな建築を設計するためにも、
持続可能な開発目標(SDGs)を含んだ広い視野を持ち、
柔軟性のある考え方を身につけていきたいと思います。

 

設計部 林田