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アフターコロナの建築について

2020.08.11

こんにちは。 設計部の田邊です。

梅雨も明けて、いよいよ猛暑到来となりましたね!
福岡県では、コロナウィルスの感染者が日に日に増えていて、春ごろと比べると
より一層危機感が増していると感じておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕自身、三密を避けるよう人の多い場所への外出を控えたり、なるべく自転車での移動を心がけたりしています。
また、少し前にはテレワークも経験しました。
コロナウィルスの影響で、生活が変わってしまったと感じる人も少なくないのではないでしょうか。
建築は、そうした人々の暮らしと密接に絡んでいるため、生活様式の変化を受けて建築も変化しつつあります。
今日はそんな“アフターコロナの建築”の事例を紹介したいと思います。

■オフィスでは
・ソーシャルディスタンシングを確保したレイアウト
・テレワークを前提としたオフィス

■店舗では
・飲食店:一人ずつパーテーションで区切る
・フードコートなど:人の動線などのシステムに考慮
・アパレル:オンラインショップでは体験できない空間の提供

■住宅では
・テレワークに伴う、作業スペースや打合せ場所の確保

他にもホテルをコロナ感染者の病床として活用したり、住宅をオフィスとして活用する事例が増えています。
そのため、建築は様々な用途に柔軟に対応できるよう設計する必要性があると考えられます。

少し前まで、一過性のものと考えられていた”コロナウィルス”。
しかし、ここまでウィルスと日常が隣合わせになると、
”ウィルスを前提とした世界”を考えて設計を組み立てる必要があると実感しております。
そうした変化に柔軟に対応できるよう、僕も勉強し、実際の設計に活かしたいと思います。

P.S.
会社の近くのスターバックスに行ったところ、コロナの影響でシェアテーブルに私一人しか座っていませんでした。
以前は狭い中、急いで飲んでいたのですが、人がいないので、のんびりと過ごすことができました。
みなさんもこんな時期だからこそ、日常の中でちょっとした楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。