こんにちは。

設計部の山川です。

私は昨年11月より、沖縄にて監理業務にあたっております。

全国的に暖冬傾向となっていますが、
沖縄では最高気温が20℃前後の日々が続いています。

このように国内でも、気候が大きく異なるのは日本の特徴のひとつです。
そして建築物も、気候に合わせた形に多様に変化します。

沖縄の建築物の特徴の一つが「花ブロック」です。
花ブロックは穴の開いたコンクリートブロックです。
単調なコンクリートブロック壁のアクセントとなるだけでなく、
環境面では、通風を確保しつつ日射を遮る効果を持っています。

花ブロックは古い民家だけでなく、マンションや商業施設などでも用いられており、
街中でも目にすることができます。

また、「糸満市庁舎」や「沖縄県立博物館・美術館」などでは、
花ブロックの考え方を現代的に解釈したデザインを用いています。

まちを歩いているとたくさんの花ブロックと出会うことができます。
沖縄を訪れた際は、様々な花ブロックを写真に収め、
コレクションするのも面白いかもしれませんね!

左上:糸満市庁舎、右上:沖縄県立博物館・美術館

左下:スターバックス沖縄本部町店

右下:国立劇場おきなわ