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現場監理

2020.01.25

こんにちは。設計部の永沼です。
今年も宜しくお願いします。
新年もスタートしましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、去年より引き続き沖縄で建物の監理の業務についています。
一昨年、私が現場に来たときは、現場は杭打ちを行っていました。
ようやく躯体のコンクリートが打ち上がり、内装工事に入っています。

ゆっくりと工事は進んでいますが、思えば事務所で図面を書いていた時は、これは何だろう?というものが
実際に目で確認ができます。例えば、建具などは意匠の図面では実際のイメージが難しいのですが、
メーカーの製作図をチェックしたり、ユーザーと協議を行い雨仕舞や、遮音性能、ハンドルの使い勝手、
枠の形状など少しづつ意味がわかるようになってきたと思います。
また天井内の設備配管の施工など間近にみられるので天井内にどのようなものが
おさまっているのかまた建築図面とどのように関わってくるかも想像できます。
この経験をふまえて、自身の設計力の向上や若手の育成にも役立てればと思います。

さて竣工予定は今年の12月です。竣工後にはおいしいお酒でも飲めるかなとおもいつつ
日々、モチベーションを保ちつつ、自分が停滞しないように心がけています。
また、当社の設計した建物も施工予定に入っており、4月から建築工事が始まる予定です。
これも監理を担当をする予定ですので楽しみです。

今年は、私は現場監理だけでなく、体調管理も大事にしたいと思っております。
これからまだまだ寒い時期が続きますが、皆様も体調に気をつけてください。

旧大宜味村役場庁舎(きゅうおおぎみそんやくばちょうしゃ)
※沖縄県にある一番古い鉄筋コンクリート建造物です(大正14年(1925年)竣工)