DEN BLOG

監理業務で学んだこと

2019.10.11

こんにちは。設計部の田邊と申します。

最近、肌寒い日が増えて来たり、木の葉が色付いてきたりと、日に日に秋の気候に近づいていると感じる毎日です。

さて、私は去年から1年間、沖縄での監理業務にあたっていたのですが、1ヶ月ほど前から福岡に戻って参りました。

1年間監理業務に出て、設計業務だけでは学ぶことができない様々な体験をしました。

・新築の現場において意匠、構造、設備で不整合がある。

・意匠図で書いた図面が現場では収まらない。

・解体の現場において現場の仕上げや寸法が図面と不整合。

・不整合に関する様々な調整事項などなど

そうした監理業務の中で、改めて痛感したのは図面ー積算ー現場が連動しているという点でした。

当たり前のことなのですが、監理業務にあたっている中で、設計者の多くができていないように感じられました。

当然ですが、図面を元に現場が動いていくため、図面の線一本で現場は大きく左右されます。

 図面1本1本に意味があります。それらの精度を高め、現場と整合の取れた図面を描けるようにならなければと思う毎日です。

そのためには、より多角的で専門的な知識が必要になります。

また、積算においても、図面同様、施工の手順や現場での動きなどの専門的な知識が必要となります。

監理業務に出て、改めて、自分の未熟さや足りてないところを気付かされましたが、それを少しでも改善できるよう、

また、上記であげた図面や積算の精度を高められるよう、勉学や日々の業務に励む所存です。

そして、そうして得た経験を自分だけで消化するのではなく、周りに伝えていきたいと思います。

中洲より那珂川を望む