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【続】耐震診断業務(S造)

2018.12.17

こんにちは。構造設計部の堀内です。

前回(2018.3.9)ブログを書いた際、鉄骨造の耐震診断の調査を行ったことについて

お話しいたしました。その時は、診断自体は行っていなかったので耐震診断について

お話できなかったですが、この度鉄骨造の耐震診断を行う機会を頂きましたので、

【続】編でお話しいたします。

 

初めて経験した感想は…「難しい!!!」です。

診断を行った建物の柱と梁は△(三角形)が組み合わされたトラス形状をしていたので

どのようにモデル化をすれば良いか悩みに悩み、最終的には上司の助言を頂き

「線材置換」をするモデル化に決まりました。

下図:モデル化のイメージです。(赤線がモデル化です)

RIMG1480

 

 

 

 

 

 

 

 

一見、モデル化は単純なように見えると思います。

しかし、1本線にモデル化する際に断面性能を実状と同等となるように部材を

置き換える必要があり、大変苦戦しました。

下図:「断面性能を実状と同等にする」ということを簡単にイメージしてみました。

   ※個人的に抱いているイメージです。

RIMG1481

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回携わった業務では、上記にあるように線材にモデル化したものを電算プログラムを

用いて解析を行い、耐震性の評価を行いました。

業務を通して学ぶことが多く、また課題も多く見つかったので、今回学んだことを

次回へつなげていけるよう精進いたします。

 

最後に、今年(2018年)も残りわずかとなりましたが、皆様はどのような1年でしたか。

私個人の中で今年1番熱く盛り上がったニュースは福岡ソフトバンクホークスの日本一です!

日本シリーズの広島カープ戦(第3戦)をヤフオクドームへ応援に行ったのですが、

あまりの激戦に半泣きになってしまいました。

来年は元号も変わり変化の1年になると思います。傳設計本社も舞鶴へ移転するため

環境も変わりますが、今年学んだこと、経験したことをしっかり継続させ、

成長できる1年にしたいと思います。

 

1年間大変お世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。

構造設計部 堀内