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『BIM』~建築・建設業界を変革していくもの~

2018.11.19

技術の進歩は目覚ましいもので... という月並みの前置きは無しにしまして、

今回は建築業界に変革を起こすのではないか、という『BIM』についてご紹介させて頂きます。

 

BIMとは3Dモデルの建物をPC上で作成することで、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのツールであり、システムのことです。アメリカやシンガポールなどのBIM導入率と比較して、日本ではまだまだ低いものの、今後10年の間で急速に普及していくといわれています。

 

BIMを活用することにより得られる、

私たち設計者へのメリットは、

・各図面間の整合性確保
・各部分の自動干渉チェック
・構造計算ソフトとの連携
・工事費算出ソフトとの連携
    ↓ ↓ ↓
     生産性UP  

 

施主様へのメリットは、
・常にパースを基に打合せができ、イメージが掴みやすい
・今後展開されていくVR(virtual reality)技術との連携により、設計空間の仮想体験
          ↓ ↓ ↓
    建物完成時のイメージ違いのリスク低減  

 

当然のことながら、設計者がソフトの操作を習得しなければならないという障壁はありますが、(私は経験していませんが)過去の手描き製図からCADへの移行を考えれば、それほど苦ではないように思います。
何より、上記のようにBIM導入にはメリットが沢山あります。

弊社でも、既に一部ではBIMを活用しておりますが、程なくBIMを実務に導入予定ですので、ご興味がある方は弊社設計担当まで!
というより私までお声掛けください。

 

 担当 川西