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耐震診断業務(RC造)

2017.10.20

こんにちは。傳設計 設計2部の堀内です。

10月に入り、天候や気温が不安定な日が続きましたが、
本日は久しぶりに青い空と心地よい日光でいつも以上に
気持ちが明るく晴ればれしているように感じます。

さて、以前初めてこのブログを書きました際、
木造建築物の耐震診断業務で調査に同行させて頂いたことを
報告いたしました。

今回は、鉄筋コンクリート造(RC造)建築物についてお話しいたします。
現在、私はRC造建築物の耐震診断業務に携わっています。

耐震診断業務では、木造、RC造、鉄骨造・・・など、構造によって
それぞれに耐震診断基準というものがあります。

この耐震診断基準に準じて調査や診断を行うのですが、
先日、RC造の耐震診断基準が新しく改訂されました。
基準書

 

 

 

 

 

 

 

【写真】左が2001年改訂版で、右が2017年改訂版(最新)です。

どちらの基準書に準じるかで、調査内容や診断の考え方が少し異なります。
最新版が出たことで、それ以前に診断してきた結果が変わるわけでは
ありません。

例えば、調査の1つに材料調査というものがあるのですが、
最新版では採取する材料の径(大きさ)や本数がより明確に定義されています。

今回携わっている業務は2001年改訂版で行うこともあり、まだまだ
最新版について勉強できておりません。
皆様に正しい説明ができるよう勉強いたします。

 

今日はあたたかい日となっていますが、これからますます寒さが
増していくと思いますので、皆様ご自愛ください。
また、現在台風21号が近づいておりますので、お気を付けください。

堀内