BIMソフトを触ってみて ~参照面にロック!~ 2021.02.26 DEN BLOG こんにちは。設計部の宮地です。 先日、福岡では春一番が吹き、寒さも少しづつ和らいできました。 コロナ対策が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 最近、BIMソフトで図面作成中です。 建築設計で用いられるBIMソフトには、Archicad(GRAPHISOFT)や GLOOBE(福井コンピュータアーキテクト)など様々なソフトがある様です。 私はRevit(AUTODESK)を使用しています。 Revitで作業中のモデルを3Dでみると下画像のようになっています。 (屋内が見えるように2階の床から1.5m程の高さで切断した状態です。) この建物モデルは、Revitでファミリというデータの集合体で成り立ちます。 建物を構成する一つ一つの部材、材料をファミリデータとして作成します。 それらを組み合わせて建物のモデルを作っています。 そして、ひとつのモデルを必要な箇所から見て図面としていきます。 2階平面図として見た場合が以下です。 ファミリの集まりで建物モデルができ、そこから各図面に繋がります。 始まりとなるファミリ作成をマスターしたいところです。 講習でマスターされている先生が作業しているところを見て、 ファミリ作成方法は分かったつもりでも、いざ自分ではトライ&エラーの繰り返しです。 最近の私のエラー原因の中に、立体の各面を参照面にロックし忘れていることが… 参照面とは基準面のことです。参照面(基準面)に立体をロックしていないと 寸法を変えた場合に立体が一緒に変更されない事態がおきます。 ファミリ作成時の私の失敗談になりましたが、、、 BIMソフトを用いた設計をすることで、図面不整合の防止や建築設備の干渉の確認など、質が少しでも上がればと思います。 さらには、設計初期の段階に時間と手間をかけ作業を前倒しで進めるフロントローディングに少しでも近づければと思います。 そのためにもファミリ作成時は『参照面にロック!』を自分の中で合言葉に進めています。 設計部 宮地 OB・OGとの交流会を行いました 自分が喜ぶこと 一覧に戻る