耐力度調査と耐震診断の違い 2021.01.21 DEN BLOG こんにちは。構造設計部の城戸でございます。 大寒を迎え、また寒さが厳しさを増しておりますが、お障りなくお過ごしでしょうか。 構造設計部では、昨年の後半は耐力度調査という業務を受注しておりました。 弊社で耐力度調査を行うのはおよそ10年ぶりで、 先輩方が調査した頃とは基準が変わっていたため、基準書を新しく買いなおし、 構造設計部全員で猛勉強して業務に取り組みました。 この耐力度調査ですが、過去にブログで何度かお話させて頂きました耐震診断とは 文字は似ておりますが、全く別の業務になります。 耐震診断は、主に旧耐震基準で建てられた古い建物が調査対象で、 地震に対して建物がどのくらい耐えられるのかを調査するものです。 耐力度調査は、古いや新しいは関係なく建物全般が調査対象となり、 建物の老朽化がどのくらい進んでいるかを調査するものです。 この調査結果は、建物を建て替えるべきか否かの判断材料のひとつになります。 耐震診断の判定を満たしている建物でも、 耐力度調査では点数が低く評価されることもあるようです。 耐力度調査については、今月発行致しましたニュースレター第37号でも 掲載しておりますのでぜひご覧ください。 寒暖差のある日が続いております。お体に気をつけてお過ごしください。 日常の中の癒し 2021年! 一覧に戻る