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新入社員を迎えて/与那国島の風土について

2020.04.03

こんにちは。設計部の金城です。

新年度を迎え、自分の身の回りの環境が大きく変化し、

新鮮さを感じています。

傳設計では今年度、2名の新入社員を迎えました。

ここ数日の彼らから、初々しさと不安な気持ちがありながら、

目の前の仕事に真摯に取り組む姿勢を感じています。

私自身も今年度より2年目となり、自らもより精進していかなければと、彼らからパワーをもらっています。

さて、今回は私の最近の取り組みもご紹介させていただきます。

昨年度末より弊社では、新たな部署「BIM推進室」を発足させています。

BIMとは、「Building Infomation Modeling」の略でして、建築の部材一つ一つ

が情報を持ち、それらを積み木のように立体的に組み立てて設計を行う新しい考え方です。

BIMを用いると、今まで二次元の線で考えられていた建築設計をより立体的に考える

事ができ、設計した立体を用いて構造耐力や温熱環境などをシュミレーションすることもできます。

 

社内でBIMを推進していくための足掛かりとして、沖縄の離島にある施設の設計を行います。

今は前段階の調査・情報整理を行っています。例えば写真のように、風配図を用いて

その島の平均風向きや強さを調べています。そして今後は、風が建物にどのように影響を与えるかも、

BIMモデルを用いてシミュレーションできるレベルにしていく予定です。

心身ともに気を付けながら、新しいことに挑戦できるこの時期を逃さないよう、しっかり取り組んでいきたいです。

最後に、目下コロナウイルスが流行中ではありますが、皆様におかれましても、どうぞご自愛くださいませ。