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土壌汚染対策法

2018.02.22

こんにちは。設計1部の永沼です。

最近は冬の厳しさが和らいできて、春が待ち遠しいところとなってきました。

さて私は今、ある案件を前年から担当しておりまして、大詰めを迎えております。

ほぼ確認申請が下りる手前まで来ておりますが、それまでに様々な申請・届け出類がありました。

その中で土壌汚染対策法に係る届出がありました。

この法律は、建物を建てようとする土地に土壌汚染があるかどうか調べるものなのですが

大変なのは、その土地が過去にどのように利用されてきたかを調べることです。

登記簿より過去にどのように合筆されてきたかをたどっていき、

また図書館等で、史実を基に利用状況を調べるなど時間と労力は大変なものです。

結局土地の過去は明治までさかのぼり、そのころは雑木林であったなどがわかりました。

報告書より、過去に土壌汚染の原因となる工場などが建っていたことなどはなく、

汚染の恐れがないことがわかりホッとしました。

ここで汚染の恐れがあると判断されると土壌の調査から対策とややこしくなり、工期に影響がでるところでした。

この仕事で感じたことは、建物の設計は、建てるまでにクリアしていく法律や条令が非常に多いこと。

傳設計のスタッフとして、仕事を頂いた時には、法律や条令についてなにが問題となりそうかすぐに判断できる人間となり、

迅速対応により、お客様に満足していただける仕事を心がけていきたいと考えております。

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