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新年から建物探訪!!

2018.01.06

新年明けましておめでとうございます!!設計1部の古賀です。

 

傳設計は皆様のおかげで無事に2018年を迎えることができました。

本年も社員一同全力で業務に取り組む所存でございますので、

何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。

 

さて私ごとですが、家族で毎年恒例になっている太宰府天満宮への初詣に行ってきました。

太宰府天満宮は、皆様お馴染みの通り、受験生御用達の学問の神様が祭られている神社です。

古賀家では、家が近いこともあり、ことある毎に大変お世話になっています。

 

また、ブログの度に書いていると思いますが、建物探訪が趣味の私としては、

お参りの度にひそかに建物を見に行くのを楽しみにしています。

中でも隈研吾氏設計の太宰府のスターバックスは毎回人で賑わっていますが、

やはりそれだけ建物に人を引き付ける魅力があると感じます。

特に商店建築はぱっと見で人を引き付けることが重要になってくると思います。

流行のインスタ映えも商店建築だと重要なのかも知れません笑

 

けれども、ただ奇抜なものを作るのではなく、これは私の意見ですが、

その土地や町並みにあっていて、そこに自然にあるかの様だけれど、

人を引き込む工夫もある建物が長く愛されていくのではないかと思います。

 

愛称「キタバ」と呼ばれる太宰府のスタバは、その愛称の通り木材が交差して束になった外観をしています。

細かい木の束が交差して連なり全体を作っている様は本当に圧巻です。

隈研吾氏いわく、木組みにすることで、周囲の木造家屋や歴史のある参道に馴染ませる建築にしたそうです。

その通り嫌な違和感なく自然にそこに寄り添う建物になっています。

加えて、入口から途中のガラスを感じさせずに奥までずっと続いていく木の束は、

通りから自然に人を引き込んでいて、商業建築としても計算されているなと感じました。

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▲参道からの見えかた                ▲奥まで続く木の束

 

私も隈研吾氏の様にと言うのは少しおこがましいかも知れませんが、

人に愛されるような建物を作る設計者になれるように日々精進して参りますので、

皆様、今年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

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▲弊社の玄関に置いている鏡餅