構造設計 2016.02.12 DEN BLOG 皆さん、こんにちは。設計2部(構造)の林です。 幾分か寒さが和らいで過ごしやすくなったかと思えばまた来週から冷え込むようですね。風邪はもちろんですがインフルエンザの予防にも気をつけましょう。 さて、ブログで耐震診断のことについて触れることが多かった私ですが、今は病院の増築に伴う鉄筋コンクリート造の構造設計を行っています。 計画案に基づいて柱や梁の断面寸法を決めている最中なのですが、知識経験ともに不足しているがゆえに作業がなかなか捗らないのが現状です。 安全な建物を作るというのであれば寸法を大きくすることや鉄筋の量を増やせばいいだけの簡単な話ですね。でもそれでは受け入れてもらえません。 構造設計者の仕事は安全であることを大前提として、知りえる知識・手法を駆使していかに経済性・施工性を追求した設計ができるかということだと思います。 そういった設計を行っていくためにも勉強を積んで、求められる以上のものを提案できるようにこれからも努めていきたいです。 ■建物骨組のモデル図■ ■骨組に作用する応力図■ 上の図は建物のモデル図と骨組に作用する応力を示す図です。大きな応力が作用する箇所にはこの部材を配置して、ここは今後変わるかもしれないから余裕を持たせて、など試行錯誤をしながら作業を進めています。 設計2部 林 チームワーク 「福岡だからできる 空き家・空室対策セミナー」 一覧に戻る