DEN BLOG

現場を知ること

2025.03.28

こんにちは。設計部2年目になる吉村です。傳設計へ入社してから早くも1年が経過します。
学生から社会人となり、環境が変化し、濃密な一年を過ごすことが出来ました。

季節の変わり目で暖かい春を想像していたのですが、気温の変動が著しく、先日は夏と勘違いする程の気温になっていました。
そんな気温の中、弊社で設計・監理業務を行っている共同住宅の現場に同行しました。今回は木軸検査+タイルやバルコニー手摺、吹付タイルやサッシ枠等の色決めを行いました。

木軸検査とは、乾式壁の木下地が設計図通りの位置にあるか、コンセントや配線の位置等は問題ないか、ボード等で塞ぐ前に検査することです。ボードで塞いだ後は、中を見る事が困難になるので、この段階で施工ミスがないかの最終確認をします。
その後の打合せでは、自分が設計段階で作成したパースを基に、先輩が施主様や現場の方々にデザインの説明及び提案を行っておりました。作成したデザインをどのように提案をしているか、サンプル等を使用した比較対象や、施主様や現場の方の対応等、非常に勉強になりました。
また、プランニングや設計段階で考慮していた事、現場の納まり等を先輩や現場の方に教えて頂き、どのように設計を行っていたのか知ることが出来ました。

図面や現場に関して、知識が浅い部分が数え切れない程あるので、現場がどのように施工して、図面ではどのように表現するのか、動画を見たり、直接現場を見たり、一つ一つ覚えていこうと思います。

パースを基にサンプルでデザインの説明及び提案をしている写真です。