実績紹介 柳川市市営住宅東宮永団地

<566>
柳川市内の昭和30年度に建設された団地、昭和41~42年度に建設された団地が老朽化したことによる建て替えの設計です。本団地には以前の団地からの住み替えの方や子育て世代の入居が想定されたため、あらゆる年代の方が住みやすい住宅の設計を目指しました。本団地は限られた敷地の中に、2棟の住宅のほか、駐輪場、集会所、ゴミ置場、設備スペース、児童遊園をレイアウトする必要がありました。日々、健康的に過ごしていただくために、採光(日当たり)等を最大限考慮し、2棟の住宅の隣棟間隔を決定しました。また、周辺には川が流れ、柳川ならではの豊かな自然がありました。その環境の良さを損なわないことに留意して設計しました。
建物の内部は、高齢者の方の移動時の安全性や介助のしやすさなどの高齢者等への配慮、高い水準の断熱性能の実現、給排水管、給湯管及びガス管の日常の維持管理を容易にするための対策の手厚さなどの建物の維持管理への配慮、下階への足音などの伝わりにくさなどの騒音基準をクリアし、住宅性能評価の認定を受けました。
外構は、団地に住まわれる方、訪れた方が安全に歩行できるよう、段差を極力解消する方向で進めました。更に歩行者と車の動線を分離し、安全性を高めました。
外観仕上げの色彩計画は、柳川市景観計画の規定内で選定し、敷地周辺の状況を考慮して周囲に溶け込むようにしました。

<255>
柳川市にある団地の新築設計です。限られた敷地の中に2棟の住宅を建てるほか、駐輪場、集会所、ゴミ置場、設備スペース、児童遊園をレイアウトする必要があったため、まずは採光(日当たり)等を最大限考慮し、2棟の住宅の隣棟間隔を決定しました。
建物の内部については、高齢者等への配慮、建物の維持管理への配慮、騒音基準をクリアすることで住宅性能評価の認定を受けました。また、団地に住まわれる方、訪れた方が安全に歩行できるよう、段差を極力解消するとともに、歩行者と車の動線を分離し、安全性を高めました。

建物名称
柳川市市営住宅東宮永団地
所在地
福岡県
構造規模
鉄筋コンクリート造・5階
延床面積
2,134.51㎡(北棟)
2,110.51㎡(南棟)
建物用途
共同住宅
完了年月
平成28年3月
備考
新築設計(実施)、監理

その他の実績