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屋上防水の改修設計

2016.07.01

梅雨の季節ですね。

 先日、雨の合い間に某小学校の屋上に上がってきました。
屋上の防水を改修する予定があり、その設計の調査のためです。
自身が卒業した学校ではなかったですが、校舎のつくりは同じような感じで、かつて小学生だったころは広く感じていた教室や校舎も、大人になって行ってみると、やはり思っていたより狭いなと感じたりします。 

そして調査している私たちを発見した小学生達が手を振ってくれたり、「屋上に人がおる!!」と言っているのが聞こえてきたり、その反応がちょっと楽しかったです。

 建築計画的には小学校のプランは、かつての片廊下に教室が並んでいるタイプからいろいろと進化したりしていますが、小学校の雰囲気というか、子供たちの元気のよさはあまり変わらないのだろうな、などと思います。

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屋上には設備機器や配線、配管があります。
小学生の頃は、屋上には何も無いような気がしていましたが、意外と使われていたりしますね。普段はあまり意識することがないですが、直射日光や雨雪を防いでくれているありがたい存在でもあります。
あまり目立たない地味な工事ではありますが、影ながら元気な子供たちを見守っている気持ちにもなれる仕事です。

 設計1部 緒方